ボクの1ヶ月間トモダチ
ボクたちはけいとくんを寝かしたまま外に出た。
「あっ!!」
急にかなちゃんが声をあげた少し驚いた。
「見てっ!ちょっとだけポコってなってるぅーー!!」
かなちゃんが指差す先の花壇には確かにこの前植えた種が芽をだそうともりあがっている。
実際に芽をだしてるのは、3つぐらいだったけど、なんだかとってもかわいい。
「おっ、本当だ。1日でも結構育つんだな。」
まきとお兄ちゃんもその少しの成長を喜んでいた。
「よしっ、オレ水持ってこよっ。」
「ボクもっ。」
「かなもっ。」
「んじゃあ、お姉ちゃんと行こっか。あっ、しおりちゃんの分も持ってくるからちょっと待っててね。」