ビター=いちご%
キー…ガチャン
屋上のドアが音を立てながら閉まる。
春の優しい風が体を包みこむように吹ぃていた。
「…」
なぜか2人とも無言。
ってか話しにくぃ雰囲気だし…
「突然スマン!!!ってかよ〜。おめえ、変わったな」
ニコニコっと笑いながら話す大雅になぜか心がくすぐられる。
「そうかな!?髪型、変えただけなのにね♪」
変えたのゎ髪型だけだけど内心も少しゎ変わった気がする。
「髪型、前の方がよかったんじゃね??♪」
「なにそれーっ!!!ひどっ」
口を尖らせるあたしに意地悪な笑顔をみせる。
「まあ?俺様の言う事でたまに嘘があるって事ゎ覚えとけっ」
つんっとおでこを人指し指で軽く押す。
「…っなに?///」
それどころか見つめられっぱなしで
上手く呼吸できないんだけど…
「わりっ…!おっおめえさ!?優樹のこと好きだべ」
あわてて話題を変えた大雅に笑みが零れる。
「優樹って?」
「あのー…黒ぶちメガネ野郎」
大雅の言葉と同時に火照る顔。
だめだっ!!!
否定しなきゃ!!!!!!
「ちっ違うよ?そんなんじゃないしー♪」
「分かりやすすぎだっつーの」