ビター=いちご%




「ほんとに甘えん坊ねぇ」




とか言ぃながらも頭を優しくなでてくれた。




「えへっ♪」




「ぁ...ちょっと銀行行ってくるから待っててね」




お母さんゎそぅ言って、銀行の方へ行ってしまった。



あれが最後の言葉だったなんて・・・。




―………………


…―………………。


「カァ、カァ」




カラスも鳴き始めて、辺りゎオレンジ色になった。




「お母さん、まだかなぁ」




この季節ゎまだ少しだけ寒くて、夕方になると温度が下がる。




「お母さぁん・・・」




1人って心細ぃんだぁ。




1人で居る事なんてめったに無ぃあたしゎすごく不安になった。




「そこの君!お母さんを待って居るのかぃ?」




お巡りさんらしき人物ゎ走ってきたらしくて息を切らせてぃた。




「お母さん、来なぃの」




あたしゎうつむぃて言った。




「・・・おじさんに着ぃて来てね」




おじさんゎ静かに言ぃ終ぇると、手招きをした。
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