イニシャルはKK
「響吾――!」
ノックの音とともに明るい声が部屋に響く。
「亜沙子?」
「そぅだよ~!ふふっ、お見舞いに来ちゃった」
「なんで…?」
こいつは佐野 亜沙子(さの あさこ)。
俺の幼なじみ。
「今朝、おじさまにバッタリ会ったの。
入院してるんなら言ってくれればいいのに!
病院だと不便な事、多いでしょ?
何でもするから遠慮なく言って」
「いや、別に…。病院暮らしは慣れてるし。
調子が悪い訳じゃない、ただの検査だから」
「元気だから尚さら退屈でしょ?
雑誌とか適当に買って来たんだよ。
何か読みたいのがあれば言って?
エロいのでなければ買ってくるから!」
こいつは昔っからこうだ。
すげぇ気が付くし、いいヤツだと思う。
見た目もまぁまぁ可愛いし、結構モテるはず。
俺なんかに構ってないで、デートでもしてりゃいいのに…。
ノックの音とともに明るい声が部屋に響く。
「亜沙子?」
「そぅだよ~!ふふっ、お見舞いに来ちゃった」
「なんで…?」
こいつは佐野 亜沙子(さの あさこ)。
俺の幼なじみ。
「今朝、おじさまにバッタリ会ったの。
入院してるんなら言ってくれればいいのに!
病院だと不便な事、多いでしょ?
何でもするから遠慮なく言って」
「いや、別に…。病院暮らしは慣れてるし。
調子が悪い訳じゃない、ただの検査だから」
「元気だから尚さら退屈でしょ?
雑誌とか適当に買って来たんだよ。
何か読みたいのがあれば言って?
エロいのでなければ買ってくるから!」
こいつは昔っからこうだ。
すげぇ気が付くし、いいヤツだと思う。
見た目もまぁまぁ可愛いし、結構モテるはず。
俺なんかに構ってないで、デートでもしてりゃいいのに…。