チョコレート・ウォーズ!!!
「ん?これは…」
スライ●と共に、一枚のメッセージカードが現れる。
緑色のねばついた物体を剥がしながら、小さな封筒の中から
可愛い手紙を取り出した。
『タカミツくんへ☆
あたしからのプレゼント、気に入ってくれたかな??
よかったら、ペットにしてネ☆』
めっちゃ読みづらい丸文字で書かれた文章を、何度も何度も読み返し
裏返した所で差出人の名前が明らかになったのだった。
『津田ビヨンセ』
今日から友達を辞めたいと思います。
…きっと俺の様子もどこからか観察してほくそ笑んでいるのだろう。
俺は無表情でそのスライ●何体かを取り出し
津田の机の上に、ちぎって置いておいた。
「だぁぁぁぁ!!片付けがめんどくせぇじゃねぇか!!」
慌てて飛んできた津田に、出来る限りの冷たい視線を浴びせてやった。
「!!……すみません……シクシク…」
メンタル面が異常に弱い津田はこれで暫く大人しくなる。
…それにしても…
津田からの嫌がらせ以外には何も入って無かった…。
藤野…ちゃんとくれるのかな…?