チョコレート・ウォーズ!!!




「本命…?


俺…?


俺だけの手作りチョコ……???」



「……ずっと、好きだったんだよ…?


恥ずかしくて、見てる事しかできなかったけど…。


いつもみんなの中心で笑ってる須藤君に


いつの間にか惹かれてた」





夢、じゃ…ないだろうか。



だってさ、そうじゃん。



こんなにうまくいくなんて、俺の計画(妄想)でもあり得なかった事なんだぞ…?


気がつけば俺は



「俺なんかでいいの?」


と、ありがちなセリフを吐いていた。



彼女は、赤かった顔に益々色を重ねて


「須藤君がいいのッ」


と、恋愛育成ゲームも真っ青な照れくさいセリフを


俺の為に言ってくれたんだ。





嗚呼、今聞こえるのは



幸せな鐘の音でしょうかーーーーー!!!!




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