−大切な人−
蓮斗が家に泊まった日から
3日が経った…今日。

あたしは、
久しぶりに学校に来た。
…この3日間学校に
行く気がでなかったし。
でも、
今日は東堂龍と喋る日だから。
仕方なく行く事にした。

あたしが教室に入ると
誰もいなかった。
「早くきすぎちゃったし…」
とりあえず
鞄をロッカーにいれ、
あたしは席に着いた。
あたしの席は
1番後ろの窓側。
隣は……多分蓮斗だった……
と思う。

外を眺めると
野球部が朝練をしてて、
あたしが
窓を見ながらぼーっと
してたら……

♪〜♪〜♪〜♪〜………

携帯が鳴った。
メールだ。
















【受信→蓮斗】
【本文:今何処?】


蓮斗っ?
あ…
学校に鞄忘れてた時かな?
勝手にいれたとか
言ってたし………。

あたしはとりあえず
返信した。


【送信→蓮斗】
【本文:学校】

あたしは送信した後に
思い出した。
関わんないって
決めてたんだ……。
はぁー…やっちゃった…

するとまた携帯が鳴って

♪〜♪〜♪〜♪〜……

【受信→蓮斗】
【本文:行くからぜってー
逃げんなよ】













どうしよう…………
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