メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「ねぇねぇココ。班どうなるかな?」
「流と一緒なんじゃない?」
「そう言うことじゃないの。」
雨恋くん、誰と一緒の班なんだろ。
席を移動した時目が離せなかった。どこに行って、誰と班になるのか。
心配?なんのだよ、嫉妬?なんでだよ、恋?んな分けない。
ただ、目が行くだけ。
ただ、少し見ていたかっただけ。
「瑠杜~藍と同じ班になって。流も」
出た、白田藍(シロタ アイ)
運動も勉強も顔も・・・全部が完璧。でもアタシは苦手。
性格が、男女の前で違う。そう言うのが一番嫌。
「先生~ここ班決まりました。」
「藍さん達の班ね。はい皆決まった?」
アタシの班は、淳夜、ひかる、アタシと秋斗って言う男子。
あ~楽しみだったのにな・・・何か行く前から疲れた。