メロンソーダの恋~三回は好きの証~

誕生日パーティ





5人で、集合場所に向かった。


「はい、全グループ来たかな」





夜ご飯はバイキング。




「あら、先生グループ忘れてたわっじゃあ近くの人と作ってね」




一緒に向かったアタシ達は綺麗にグループになっていた。



「アタシ達、これでいいよね」



「うん。グループなってるし・・・」



席を取って、ご飯を取りに行った。



「今日さ、瑠杜の誕生日だしパーティーしようぜ」



流・・・。


「いいねやろっ」





ひかるまで、なんて事言っちゃってんの?



先に取り終わったアタシは、オレンジジュースを持って席に帰った。



「なに?男子みんなメロンソーダなわけ?」



「いいからっ永谷~早く」




「あっは~い、待って」



小走りで来たひかるが椅子に座ると、流が司会を始めた。


「え~それでは・・・瑠杜誕生日おめでとう」



「「おめでと~う」」




アタシは何言っていいのか分からず、黙ったまま乾杯だけした。




「ほらっ、本城も何か言えば?」



「雨恋君、誕生日おめでとう」



「ありがとっ。でも俺名字で呼ばれるの好きじゃないから・・・」



「本城は瑠杜だけ名字だよな~何で?」




知ってるくせに!!淳夜のアホ~~~!!



「やっ、初めて同じクラスになったから、慣れ慣れしいのはダメかな~と・・・」




「いいよ、瑠杜で」




そっ、そっ、そんな笑顔で言わないでよ~



『自分の事と思わないの』




あっちもこっちも・・・誰か教えてください!

















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