メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「ちっ、ちょっと~あなた何する気ですか」
「何するって、決まってるでしょ?瑠杜君に会いに来たの」
ドアを笑顔でノックするひかる。その横で小さくなっているアタシ。
「ほ~い・・・」
向こうから出てきたのは流。予想もしない展開にひかるも驚いていた。
「あ、あ、あのっ瑠杜君いる?」
あせりすぎでしょ、ばれますよそんなんじゃ。
「瑠杜?あ~ちょっと待ってね・・・お~い瑠杜~?」
流のバカ!なんで呼ぶわけ?ホント空気読めっつーの!!
向こうからだるそうに歩いて来た・・・瑠杜君\\\\\\
今まで寝てたみたい・・・。寝ぼけながら出てきたもん。
「ん?ココ・・・ア・・・・」
・・・ぬぉぉぉぉぉ!!?!!??今、今何て言った?
神様、お母様、アタシと瑠杜君を産んでくれてありがとうっ。
「るっ、瑠杜君眠たいんじゃ?ゴメンねぇおやすみ~」
ひかるを引っ張って部屋へ戻った。なにしてんだアタシ達・・・。