メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「ねぇ、淳夜はさ友情から生まれる恋ってあると思う?」
「――。友情から?俺的にあり得ないでしょ」
・・・、そんなこと思ってもない。実際生まれちゃったし。
「そっか、淳夜の言うとおりなのかもね」
窓の外を眺めなからニコッと笑った。
『友情から』『恋』『生まれる』?なんか、勉強以上に難しいんだけど。
「あっ、そう言えばね。家に新しく子犬来たんだよ、かわいいの」
「ふ~ん。どんな顔?」
「えっと、アタシと淳夜を+して淳夜-た感じ」
「・・・。それってお前じゃね?どこがかわいいの?」
あっ!言ってしまった!
「ひっど、淳夜には分からないんだねこのかわいさ」
――――。分かるよ。俺にだって分かる。
ひどいのはお前だよ。せっかく自分の事だと思わない?とかいったのに
『ない』とか・・・