MY☆WAY



「怪我をする前からそうだった。

どんなに試合に出ても

どんなに点数をとっても

全然…嬉しくなかった。

何の喜びもなく、何の感動もない。

サッカーをする意味が

今の俺には分からないんだ。」

「正人…。」

「帰ってくれ。」

「正人、僕たちは…」

「帰れってば!!」

俺の声が部屋中に響く。

「…分った。また来る。」

3人は静かに俺の部屋を出て行った。



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