MY☆WAY
神…そんなの信じたことない。
あれは昔の人が作り出した
架空の存在だ。
いるはずがない。
俺がギロリと睨むと
その“神”とやらはニッコリ笑った。
「信じておらんようじゃな。」
「当たり前だ。」
「まぁ、よかろう。
お前…過去に戻りたいんじゃろ?」
「別に…。」
「嘘を言うな。今、思っていただろ。」
「………………。」
確かに…
昔の自分に会いたいと思った。
だけど、それは無理な話しだ。
時間は戻ることができない。
帰ることなんて…