ちぇんじ☆
 パンツを履いてる最中も隼人くんとの会話は続く。
 いくら男の子の体とはいえパンツを履いてる姿を他の人に見られてるのは何か恥ずかしいものだ。
 そんな私の感情にはまるでお構いなしに会話は続けられる。

 隼人くん……もう少しデリカシーを持って接してください。

――内容は例の『元に戻る方法』だ。

「隼人くんは、その、良いんだよね?」
(ん? 何がだ?)
「その、元に戻るために『例の方法』をやっても」
(ああ、うーん。俺は全然構わないぜ)

 あっさり承諾は降りる。
 うん、男の子は減るものがあるわけでなしその辺りのこだわりも少ないだろう。
 
 初めてじゃないだろうし。
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