ちぇんじ☆
真里を落ち着かせるために温かい紅茶を注文。
三分ほどして紅茶が到着し、真里に飲ませる。
「――どう? 落ち着いた?」
まだ少し顔は青いが震えは収まった様子の真里に問いかける。
無言のまま、真里が小さく頷くのを確認して隼人くんに視線を送る。
コクンと頷いて隼人くんが話し出した。
(はじめまして、俺がこの体の本当の持ち主の『中道 隼人』です)
ふむ、とりあえずは自己紹介だよね……って!私のときには無かったじゃないか!
なんだか隼人くんは真里に対してはヒイキをしてないだろうか?
同一人物のはずなのに扱いが違う。
「あ……真里です。佐渡 真里。はじめまして――」
まだ脅えた様子で真里が隼人くんに返事をする。
私から見れば二人ともけっこう一緒にいたり話したりしてたように感じるけど
こうやって顔を合わせるのは初めてなんだねえ。
――なんとも奇妙な関係だ。
三分ほどして紅茶が到着し、真里に飲ませる。
「――どう? 落ち着いた?」
まだ少し顔は青いが震えは収まった様子の真里に問いかける。
無言のまま、真里が小さく頷くのを確認して隼人くんに視線を送る。
コクンと頷いて隼人くんが話し出した。
(はじめまして、俺がこの体の本当の持ち主の『中道 隼人』です)
ふむ、とりあえずは自己紹介だよね……って!私のときには無かったじゃないか!
なんだか隼人くんは真里に対してはヒイキをしてないだろうか?
同一人物のはずなのに扱いが違う。
「あ……真里です。佐渡 真里。はじめまして――」
まだ脅えた様子で真里が隼人くんに返事をする。
私から見れば二人ともけっこう一緒にいたり話したりしてたように感じるけど
こうやって顔を合わせるのは初めてなんだねえ。
――なんとも奇妙な関係だ。