ちぇんじ☆
私のようにカズちゃんの答えに怯んでしまうこともなく、お祖父ちゃんがカズちゃんに質問を切り返す。
「では、コウノトリはどこから赤ちゃんを連れてくるんじゃろうな?」
……上手い!!!その手があったか!と思わず膝を打ってしまう。
この後説明することは結局『セックス』に関することなんだけどさ。
導入部分が大事だと思うのよね。
そういう意味で……お祖父ちゃんの作戦はナカナカ良い線いってるんじゃない?
――でも、この質問を聞いてカズちゃんの顔が真っ赤に……どうしたの?
なんだか急に顔を真っ赤にしてモジモジしている。
コウノトリが赤ちゃんを連れてくるのって……答えるのが恥ずかしいか?
口を挟むべきじゃないかな、そう思いながらもついついカズちゃんに助け舟を出してしまう。
「どうしたの? カズちゃん?」
カズちゃんは私の質問にも口をモゴモゴとさせて恥ずかしそうにしている。
――だから、何がそんなに恥ずかしいの?
「どうしたんじゃ、知ってるなら答えてみなさい?」
お祖父ちゃんもカズちゃんに答えてみるように促す。
カズちゃんは照れ照れな様子のまま言い放った。
「――コウノトリのオスとメスが『一発ヤル』んでしょ?」
――……え???????
カズちゃんのあまりに予想外な答えに、私とお祖父ちゃんの目が点になった。
あのカズちゃんの口から……『一発ヤル』?
その意味を分かって言ってるんだろうか?
試しにちょっと聞いてみる。
「カズ……ちゃん? 『一発ヤル』って意味分かるの?」
恥ずかしさの限界にきてしまったのか、カズちゃんが私の耳にそっと耳打ちする。
(コウノトリのオスが……メスにオチンチンを入れちゃうんでしょ?)
この答えに、私も思わず赤面してしまう。
うん、確かにその通り。その通りなんだけど……。
――誰だぁ!!こんなに歪んだ性知識をカズちゃんに植え付けたヤツは!!!!
「では、コウノトリはどこから赤ちゃんを連れてくるんじゃろうな?」
……上手い!!!その手があったか!と思わず膝を打ってしまう。
この後説明することは結局『セックス』に関することなんだけどさ。
導入部分が大事だと思うのよね。
そういう意味で……お祖父ちゃんの作戦はナカナカ良い線いってるんじゃない?
――でも、この質問を聞いてカズちゃんの顔が真っ赤に……どうしたの?
なんだか急に顔を真っ赤にしてモジモジしている。
コウノトリが赤ちゃんを連れてくるのって……答えるのが恥ずかしいか?
口を挟むべきじゃないかな、そう思いながらもついついカズちゃんに助け舟を出してしまう。
「どうしたの? カズちゃん?」
カズちゃんは私の質問にも口をモゴモゴとさせて恥ずかしそうにしている。
――だから、何がそんなに恥ずかしいの?
「どうしたんじゃ、知ってるなら答えてみなさい?」
お祖父ちゃんもカズちゃんに答えてみるように促す。
カズちゃんは照れ照れな様子のまま言い放った。
「――コウノトリのオスとメスが『一発ヤル』んでしょ?」
――……え???????
カズちゃんのあまりに予想外な答えに、私とお祖父ちゃんの目が点になった。
あのカズちゃんの口から……『一発ヤル』?
その意味を分かって言ってるんだろうか?
試しにちょっと聞いてみる。
「カズ……ちゃん? 『一発ヤル』って意味分かるの?」
恥ずかしさの限界にきてしまったのか、カズちゃんが私の耳にそっと耳打ちする。
(コウノトリのオスが……メスにオチンチンを入れちゃうんでしょ?)
この答えに、私も思わず赤面してしまう。
うん、確かにその通り。その通りなんだけど……。
――誰だぁ!!こんなに歪んだ性知識をカズちゃんに植え付けたヤツは!!!!