ちぇんじ☆
顔を洗った後、隼人くんの部屋に向かう。
聞かれてマズい話なんかをしてたら困る。
そう思ってドアをノック。
コンコン――。
返答が無い。
もう一度ノック。
コンコン――。
やはり返答が無い。
あれ?二人ともひょっとして部屋にいないのかな?
そう思いながらドアノブに触れる。
鍵は――かかっていない。
そのままドアを開き部屋に入る――コツンッ!
私のおでこに何か軽いものが当たる感覚。
当たったというか、ぶつけられたというか。
「おおー! ちゃんと投げられたじゃねえか」
と、カズちゃんの声。
カズちゃんの向いている方向を見ると……隼人くん。
何かを投げ終わった後のような格好。
腕がドアの――私の方向に向いてるということは。
足元を見ると丸められたティッシュが落ちている。
――ということは……!
コレを投げたのは隼人くん!?
他の人から見えるようになったり、私の手を勝手に動かせるようになったり――とうとう物まで掴めるようになったの!?
――なんというか……この二人、魂の状態を楽しんでいたりしない?
聞かれてマズい話なんかをしてたら困る。
そう思ってドアをノック。
コンコン――。
返答が無い。
もう一度ノック。
コンコン――。
やはり返答が無い。
あれ?二人ともひょっとして部屋にいないのかな?
そう思いながらドアノブに触れる。
鍵は――かかっていない。
そのままドアを開き部屋に入る――コツンッ!
私のおでこに何か軽いものが当たる感覚。
当たったというか、ぶつけられたというか。
「おおー! ちゃんと投げられたじゃねえか」
と、カズちゃんの声。
カズちゃんの向いている方向を見ると……隼人くん。
何かを投げ終わった後のような格好。
腕がドアの――私の方向に向いてるということは。
足元を見ると丸められたティッシュが落ちている。
――ということは……!
コレを投げたのは隼人くん!?
他の人から見えるようになったり、私の手を勝手に動かせるようになったり――とうとう物まで掴めるようになったの!?
――なんというか……この二人、魂の状態を楽しんでいたりしない?