ちぇんじ☆
マリ
真っ白な空間。
本当に何も無い。
自分の姿すら無い。
何も無い空間に『私の意識』だけが存在してるようだ。
――消えるって……こういうことなのか。
真里との『元に戻る方法』を実行した瞬間。
一気に体が熱くなり、私の意識は遠くなっていった。
そして、気が付いたらココにいたのだ。
――あーあ、終わっちゃったか。
そう思っていると――意識だけの存在になった私の中に急に映像が飛び込んできた。
それは――隼人くんが真里に告白している場面だった。
……結果は目出度く二人の気持ちを通じ合えたようだ。
――これで私は安心して消えていける。
でも――せめて祝福をしてあげたかったな。
そう思った瞬間。
いきなり隼人くんが目の前に現れた。
私が隼人くんの中に入っている間の――魂だけだった時の隼人くんの姿で。
本当に何も無い。
自分の姿すら無い。
何も無い空間に『私の意識』だけが存在してるようだ。
――消えるって……こういうことなのか。
真里との『元に戻る方法』を実行した瞬間。
一気に体が熱くなり、私の意識は遠くなっていった。
そして、気が付いたらココにいたのだ。
――あーあ、終わっちゃったか。
そう思っていると――意識だけの存在になった私の中に急に映像が飛び込んできた。
それは――隼人くんが真里に告白している場面だった。
……結果は目出度く二人の気持ちを通じ合えたようだ。
――これで私は安心して消えていける。
でも――せめて祝福をしてあげたかったな。
そう思った瞬間。
いきなり隼人くんが目の前に現れた。
私が隼人くんの中に入っている間の――魂だけだった時の隼人くんの姿で。