ちぇんじ☆
 めでたく(?)ギンギンになった股間の棒。

(よーし、それで握って上下に動かしてみ?妄想も忘れるなよ?)

 言われるままに手を上下に動かす……頭には自分の裸を思い浮かべながら

シコシコ――。

「ふ……あんっ!」

 思わず声が出る。
 え?さっきフニャってなってる時に触ったのと全然違うよ?
 触っているうちにドンドン硬く大きくなってるのが分かる。
 ドクンドクンッ!って脈を打って――。

 まるで心臓が股間にきたような気分だ……。
 そのまま上下に動かす……あっ!ウソ……気持ち良い……。
 女の子の全体に広がるような気持ちよさと違って、

――なんか……局部に集中した気持ち良さだ。

 やば……手が……止まらない。
 チラっと時計を見る。
 約束の時間の……まだ八分前。

 下半身がムズムズする。
 何かが貯まってるような……股の奥に何かがせりあがってきたような感覚。

 鏡が目に入る
 すごく切なそうな……隼人くんの顔した私。

――ダメ……我慢できないよぉ!
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