ちぇんじ☆
 超常現象な世界の知識を持たない私と真里がいくら話し合ってみたところで解決の糸口はまるで見出せない。

 そう結論付けた私たちは今日のところは一旦別れて
 また改めて話をしようということになった。

――お母さんに相談してみよう。

 お母さんの息子である隼人くんの魂が無くなってしまった。
 それを伝えるのはかなり難しい。
 だが、お母さんなら……あの人なら何か分かるかもしれない。

 藁にもすがるような希望だけど……今はそれに賭けるしかない。
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