~always love~
「じゃあ、また明日ね」
そう言って、瑠奈は電車を降りるために席を立つ
さっきまですぐ隣にあった温もりが、ふっと消えてしまって
何だか無性に寂しくなった
このままもう瑠奈が戻ってきてくれないような気がして
無性に怖くなって
「あ、ちょっと待って」
気づいたら瑠奈を呼び止めてた
「明日もこの駅で待ってるから。一緒に学校いこ?」
明日も、瑠奈に会いたい
ちゃんと来てくれるって確信がほしい
瑠奈の事
ちゃんと捕まえておかないと、いつか俺の手の届かない所にいってしまいそうな気がしたから…