あなたにチョコレート



してくれたらいいなぁ

なんて思いながら、
部屋に戻ってくる千晃から逃げるようにキッチンに急いだ。





「お待たせ!」

ふふ~!

ヤバい、にやける!



「ささ、始めようか!」



まだ顔の赤い千晃さんが、慌てるように準備をしだす。



「はーい」

あたし達も、ニヤニヤしながらチョコレートの袋を出した。










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