消しゴムをくれた女の子
俺「えっ?えっ?」


俺は慌てた。そして先生を見た。


先生「よし!!!!決まった!!じゃあ、お前ら二人は残りのメンバーを指名しろ!!!」


先生はそう言って嬉しそうに立ち上がる。

嫌々!!!今の立候補になるんかよ!!!
しかも他のメンバーは指名しろって!!!

先生の表情を見た時に分かった。

コイツは飽きていた。

俺は思い切り反論したかった。

だが、俺は疲れていて早く帰りたかった。

反論する力も無く俺は実行委員になってしまった。

仕方なくサトミは自分の友達二人を指名。

俺は勿論板倉を指名。

板倉は最初寝た振りで押し通そうとしたが、帰りたいモードの先生に怒鳴られ了承。



もう一人の男子はタマタマ目が合った森君(本名)を指名した。



森君はいつもノートに漫画を書いている子だった。

特に友達では無かったんだけど、一番押し付け易かったんだよ・・・


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