消しゴムをくれた女の子
板倉「なんで出ない?」
俺「え?何が?」

板倉「森君!!!」
森君「おう!!」


森君が立ち上がり携帯を取ろうとする。

俺は素早い動きで森君の手に側にあったボールペンを投げつけた。


それは森君の手にヒット!


森君「いたっ!!」
俺「あ、ごめん、手が滑った」


板倉が動いた。

俺はその動きを見逃さない、板倉の前に足を出す・・・!


板倉がコケた。


俺はその隙に携帯を取った。


板倉「おいおい・・・兄さん・・・怪しさ満点だな・・・」


板倉はそう言ってゆっくり立ち上がる。

森君も手をさすりながら俺を見据える。



俺は携帯をズボンのポケットに入れて

逃げた・・・


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