消しゴムをくれた女の子
それに目を取られている隙に後ろからあっさり板倉に捕まった。



そして携帯を没収。



俺「辞めろって!!!!マジで!!!」
板倉「さてと」


そう言って携帯を開ける。


俺は観念した・・・
潮時かも知れない・・・
俺は思った。


だが、同時に二人からこれで見放される・・・

そう思い、泣きそうになっていた。


板倉「さてと、誰?これ?」
俺「・・・・石原」
板倉「え?」


板倉と森君は顔を見合わせた。


板倉「え?マジ?」
俺「・・・マジだよ」
森君「え???本当に???」


俺「俺はこの前石原と再会した・・・で、俺は・・・」


そう言い掛けて途中で止めた。

二人がジッと俺を見ている。



言いたくない・・・
でも・・・言おう・・・



これで・・・恋人も・・・親友も無くす・・・



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