消しゴムをくれた女の子
俺は突然立ち止まった。

サトミが俺を不思議そうな顔で見てきた。



俺は携帯電話を取り出してサトミを見た。





俺「知ってた・・・?」




サトミ「うん?」





俺「俺らってさ・・・二回も偶然の再会をしてるよな・・・?」




サトミ「・・・そうだね」





俺「これが・・・もし三回の偶然が・・・重なったら・・・奇跡だよな・・・?」






サトミ「・・・・」





俺「それって何て言うか知ってる・・・?」








サトミ「・・・何?」







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