消しゴムをくれた女の子
サトミ「これで・・・良い?」

俺「お前は消さなくても・・・」

サトミ「え?」

俺「あ、いや、それで良い」



サトミ「なんか・・・凄いね・・・」

俺「そうだな・・・」




俺らは見つめあった。
そして、サトミからゆっくり手を差し出してきた。

俺もそれに応えて手を差し出す・・・



俺らは握手をした。



本当はキスでもしたい気分だがそうは行かないみたいだね。




俺「じゃあ・・・」

サトミ「うん・・・」




俺「また・・・いつか」

サトミ「うん・・・いつか・・・」




俺はそう言って・・・背中を向けて歩き出した・・・!














が、すぐに引き返す。


俺「ごめん・・・あのさ、○○線から電車に乗るんだけどね・・・どっちかな?」


もう俺最悪・・・
サトミも笑ってた。





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