消しゴムをくれた女の子
社会人編 ~運命の消しゴム~

五年の空白

俺が掲示板に書き込んでから、かれこれ二週間が経過した。


何だかんだ言いながらも、9月の18日が明日に迫ってきた。


俺は仕事中にアイツに電話をしてみる。


だが、アイツも仕事を持つ身だ・・・昼間は出られない。


俺は仕方なくメールを送ってみた。



「明日って時間ある?」



メールの返信がしばらく無かったが、俺が仕事の電話を終えた後にアイツからの返信が来た。



「ゴメン・・・明日は会社の飲み会があります・・・」



そっか・・・


じゃあ、仕方ないな・・・


俺はそう思ってメールで「了解」と返事して仕事に戻った。




そうか・・・














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