消しゴムをくれた女の子
俺らは慌てて次の駅で降りて逆の電車に。

そこからは何故か俺も緊張がほぐれ、サトミと普通に話す事ができた。

目的地に到着後、楽器を見る。

てか、そこはどうでも良かった。
俺楽器見てもわかんねーし。

俺は帰りにどうやってサトミと遊びに行くかを考えていた。


帰りの電車に乗ると時刻は4時前。

どうにかして遊びに行きたい・・・

が、どうしたもんか・・・


俺「あーまだ4時かー中途半端だな」

サトミ「だねー、でも暑いねぇ」


全く気付かない。


俺「あ、映画やってんじゃん」

サトミ「あ、本当だ」


そこからが続かない。



うん無理。
童貞のガキには無理。
俺は諦めた。


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