消しゴムをくれた女の子
ちなみに森君とも俺らはすっかり仲良くなってしまった。

森君との漫画の貸し借りをする様になり、て、言っても俺が借りる一方だった。


森君の家は漫画喫茶が開けるんじゃないかと思える位の漫画の量だった。

彼はお薦めの漫画をいつも俺に貸してくれた


板倉に至っては、学校帰りに森君の家に直行する様になった。

そして飲み物を要求するようになったころ流石に森君が切れて板倉に勝負を挑んだ・・・


これが世に言う「森の乱秋の陣」であった


板倉は森君に泣かされた
俺もそれから森君の神経を逆なでしない様になったんだよ。




< 40 / 371 >

この作品をシェア

pagetop