消しゴムをくれた女の子
文化祭は11月にある。

体育大会やら色々とあったが俺はサトミと文化祭の口実で、学校でも、家に帰ってからも電話したりして色んな話をした。



俺の中ではサトミは彼女になっていた。


うん・・・ただの俺の勘違いなんだけどね



俺は特にリーダーシップを張れる奴じゃない。

にも関わらず皆がよく俺に付いてきてくれたと思う。


文化祭当日俺は緊張で吐きそうだった。

だが、俺はサトミの前では「緊張してないぜ」アピール。


俺「あれ?石原緊張してんの?」
サトミ「うん・・・すごく・・」
俺「大丈夫だって!いつも通りで良いんだから!」


俺はそう言って笑うが・・・

多分俺は足が震えてたと思うんだけど。



サトミ「福田君は凄いね!」



サトミの笑顔の言葉に俺はガチで緊張は吹っ飛んだ ・・・





< 41 / 371 >

この作品をシェア

pagetop