消しゴムをくれた女の子
板倉は俺が一人では行けない事を知っていた
流石は親友と言うべきか 。

もしも行かない場合は金属バットで実力行使するつもりだったそうな。


俺はね・・・
泣きそうだったよ・・・!

凄く感動したよ・・・!

板倉は「ショータイムだぜい!」と茶化していたが、本心は分かった。


俺ら三人はサトミの家に向かい走った。


森君が意外に足が速い。

板倉は既に横っ腹を押さえて100m後方を歩きだしていた。

俺はハアハア言いながらも走る。

手にはラブレターを握りしめて・・・!


サトミに思いを伝えたい・・・

そう思って全力で走った ・・・


森君が「急げ!」と叫んでた。
板倉は既に立ち止まっていた。



俺は走った・・・!



サトミの元へ・・・!







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