消しゴムをくれた女の子
でも、そんな過酷な日々でも慣れれば高校生は流石に体力がある。


婆ちゃんの家に行って五日後には俺ら三人は昼間は近くの海水浴場に行って遊び出した。



板倉がナンパしようと毎日言うが、結局毎日モジモジして女の子の前を通るだけ。

森君はデジカメでひたすらギャルを撮っていた。
すっかり変態に成り上がっていた。

俺はと言えば、一人で岩場から海を見て浸っていたりした。

うん、まだサトミを思っている俺カッコイイとか思ってた。

実際にこんな海にサトミと二人で来れたら良いのに・・・とか思ってたんだけどね。


そんな俺を板倉が後ろから蹴って海に落とすので、よく喧嘩に成った。






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