レモンパイ
「やった―――!!!!」
隼人はこれ以上に無い上機嫌に。そして…
『え~』
軽くショック――…
今日部活はないと思っていた&微妙にレモンパイを作ることに
飽きてきていた芽衣は衝撃を受けていた…
ボーゼンとしていると、梨菜が笑って言った。
クス…
「良かったね。隼人くん。」
「おう!!!さんきゅ!!」
『何が良いの!!??
作るのは私なんだよ??』
二人で盛り上がられても。
「隼人―何やってんだ??部活始まるぞー」
「おう♪
んじゃ、芽依。レモンパイ、部室に持って来てな♪」
ドキ…
子供みたいな――…
無邪気な笑顔…
はっ!!ときめいてる場合じゃないよ!!!
なんとか、反論しなきゃ!!!
『ちょッ「じゃー、また後でな♪」
わざわざ私の言葉を遮り――…
そう言い残して、
隼人は部活へ行ってしまった・・・