愛の雫
「とりあえず、これに着替えてくれる?予備の制服だからピッタリじゃないかもしれないけど、クリーニングには出してあるから」


あたし達は笑顔で頷いて、差し出された制服を受け取った。


「お前、この子達が着替えてる間に色々教えてあげて」


「わかりました」


店長の言葉に、仕事に戻ろうとしていた女の人が笑顔で返事をした。


「じゃあ、俺は先に戻るから、そいつに色々聞いてね」


「「はい!」」


ニッコリと笑った店長は、足早に控室から出て行った。


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