愛の雫
戻って来た乃依さんは、簡単な事だけを説明してくれた。


「とりあえず、内線が鳴った時に手が空いてたら対応してくれるかな?わからない事があったら、あたしか店長に代わってくれたらイイからね。もし余裕があったら、後でカウンターでの対応も教えるね!」


テキパキと仕事を熟す彼女の後を追いながら、あたし達は色々と教えて貰った。


スタイルが良くて美人なだけでも羨ましいのに、仕事まで早いなんて本当にカッコイイ。


あたしは、たった1日で乃依さんに憧れを抱いてしまった。


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