愛の雫
買い出しの荷物を片付ける暇も無く、次から次へと来るお客の対応に追われていた。


賑わう受付に、鳴り止まないコール…。


昼時だからドリンクやフードの注文もたくさんあって、店長はキッチンから全く離れられない。


乃依さんがカウンターとコールを対応してくれて、あたしと早苗はドリンクやフードを運ぶ。


いつもなら四人でも何とか大丈夫だけど、今日はどう考えても人手が足りなかった。


買い出しから戻って来て1時間が過ぎた頃、やっと落ち着きを取り戻し始めた。


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