愛の雫
「泰人、時間ないんだから早くしてよ!」
頭上から聞こえて来た声が、あたしを更なる恐怖に陥(オトシイ)れる。
恐る恐る目を開けようとした時、睫毛に付いていた液体が流れ込んで痛みが走り、咄嗟にまた目を閉じた。
その瞬間、スキニーデニムのボタンに手を掛けられて…
もう身を捩る事も出来なくなる程、全身が強張ってしまった。
助けて……
助けて、凪兄……
「……っ!!いやぁぁぁっっ!!!」
あたしは、無意識のうちに悲鳴を上げていた。
頭上から聞こえて来た声が、あたしを更なる恐怖に陥(オトシイ)れる。
恐る恐る目を開けようとした時、睫毛に付いていた液体が流れ込んで痛みが走り、咄嗟にまた目を閉じた。
その瞬間、スキニーデニムのボタンに手を掛けられて…
もう身を捩る事も出来なくなる程、全身が強張ってしまった。
助けて……
助けて、凪兄……
「……っ!!いやぁぁぁっっ!!!」
あたしは、無意識のうちに悲鳴を上げていた。