愛の雫
乃依さんの配慮で、早苗と奈緒ちゃんに付き添われて控室に行く事になった。
凪兄もあたし達と一緒に行くように言われていたけど、彼は店長と何か話してから一足先に部屋から出て行った。
早苗と奈緒ちゃんに支えられながら部屋を出ると、不安そうな表情の朋子が立っていた。
唇を噛み締めている朋子に、乃依さんが優しい笑みを向ける。
「あなたも一緒に来て。希咲ちゃんに付き添ってあげてくれる?」
涙を堪えるような顔でコクリと頷いた朋子は、あたし達の後に付いて来た。
凪兄もあたし達と一緒に行くように言われていたけど、彼は店長と何か話してから一足先に部屋から出て行った。
早苗と奈緒ちゃんに支えられながら部屋を出ると、不安そうな表情の朋子が立っていた。
唇を噛み締めている朋子に、乃依さんが優しい笑みを向ける。
「あなたも一緒に来て。希咲ちゃんに付き添ってあげてくれる?」
涙を堪えるような顔でコクリと頷いた朋子は、あたし達の後に付いて来た。