愛の雫
突然振られた話題に少しだけ怪訝な気持ちを抱きながらも、既に頭の中では凪兄の質問への答えを考え始めていた。
きっとあたしも、心のどこかでその事に疑問を感じていたんだと思う。
どうして、凪兄のカラメルミルクが大好きなんだろう……
いつからか、そんな事を考えるようになっていた気がする。
だから、あたしなりに必死に考えてみた。
真剣にその疑問と向き合いながら、マグカップに残ったカラメルミルクを見つめていると、あたしの脳裏にママの顔が過ぎった。
きっとあたしも、心のどこかでその事に疑問を感じていたんだと思う。
どうして、凪兄のカラメルミルクが大好きなんだろう……
いつからか、そんな事を考えるようになっていた気がする。
だから、あたしなりに必死に考えてみた。
真剣にその疑問と向き合いながら、マグカップに残ったカラメルミルクを見つめていると、あたしの脳裏にママの顔が過ぎった。