わたしの、センセ
―さくらside―
家に帰ると、わたしの部屋に郵便物があった
小さな箱
送り主の名前は書いてなかったけど、すぐにわかった
センセからだ
携帯を送ったって、別れ際に言ってた
わたしは部屋のドアがしっかりと閉まっているのを確認してから、郵便物の箱を開けた
中には赤い携帯を入っていた
センセとおそろいの携帯
センセとわたしだけの…繋がり
わたしは携帯をぎゅっと抱きしめると、頬に冷たい携帯を押し付けた
センセ、大切にするね
もう…センセに迷惑をかけないから
センセへの想いは、隠して生きていく
好きだけど…ううん、好きだからこそ、わたしはセンセを諦める
これ以上、センセを傷つけたくないの
道隆さんなんかに、センセの生活を壊してもらいたくない
そのためなら、わたし…負けないからね
どんなことだって耐えてみせるから
センセ、好きです
さよなら…センセ
家に帰ると、わたしの部屋に郵便物があった
小さな箱
送り主の名前は書いてなかったけど、すぐにわかった
センセからだ
携帯を送ったって、別れ際に言ってた
わたしは部屋のドアがしっかりと閉まっているのを確認してから、郵便物の箱を開けた
中には赤い携帯を入っていた
センセとおそろいの携帯
センセとわたしだけの…繋がり
わたしは携帯をぎゅっと抱きしめると、頬に冷たい携帯を押し付けた
センセ、大切にするね
もう…センセに迷惑をかけないから
センセへの想いは、隠して生きていく
好きだけど…ううん、好きだからこそ、わたしはセンセを諦める
これ以上、センセを傷つけたくないの
道隆さんなんかに、センセの生活を壊してもらいたくない
そのためなら、わたし…負けないからね
どんなことだって耐えてみせるから
センセ、好きです
さよなら…センセ