わたしの、センセ
頬にもキスをして、また唇にセンセはキスをしてくれた
今度は重ねるだけのキスとは違う
大人のキスだった
息が苦しくて、思わず先生のシャツを掴んでしまう
センセの舌が、まるでわたしの全身に麻酔をかけるみたいに、触れられるだけでビリビリと痺れた
「…センセっ」
「さくら」
センセの唇が、わたしの鎖骨にいく
軽い痛みが走ったと想うと、センセが顔をあげた
「12時だよ…シンデレラ」
センセが寂しそうに笑って、わたしから離れた
わたしは携帯を取り出すと、液晶にうつる時計を見つめる
センセの言うとおり、日付がかわっていた
わたしは携帯をバックの中に突っ込むと、立ち上がった
「家に帰ります」
「送っていくよ」
「いえ…運転手に来てもらいます。これ以上は、センセに触れられないから」
センセ、ごめんなさい
もう…センセを諦めますから
「何かあったらいつでもメールしていいから」
センセの優しい口調に、わたしは首を横に振った
「センセ、明日からわたしを嫌ってください。それじゃ…おやすみなさい」
わたしが深くお辞儀をすると、センセがなんとも言えない表情になった
わたしは教室を飛び出すと、一気に下駄箱まで走った
携帯を鞄から出すと、運転手の携帯に電話した
「学校にいるの。迎えに来て」
それだけ言うと、わたしが下駄箱で丸くなって膝をかかえた
センセ…やっぱり好きです
ごめんなさい
今度は重ねるだけのキスとは違う
大人のキスだった
息が苦しくて、思わず先生のシャツを掴んでしまう
センセの舌が、まるでわたしの全身に麻酔をかけるみたいに、触れられるだけでビリビリと痺れた
「…センセっ」
「さくら」
センセの唇が、わたしの鎖骨にいく
軽い痛みが走ったと想うと、センセが顔をあげた
「12時だよ…シンデレラ」
センセが寂しそうに笑って、わたしから離れた
わたしは携帯を取り出すと、液晶にうつる時計を見つめる
センセの言うとおり、日付がかわっていた
わたしは携帯をバックの中に突っ込むと、立ち上がった
「家に帰ります」
「送っていくよ」
「いえ…運転手に来てもらいます。これ以上は、センセに触れられないから」
センセ、ごめんなさい
もう…センセを諦めますから
「何かあったらいつでもメールしていいから」
センセの優しい口調に、わたしは首を横に振った
「センセ、明日からわたしを嫌ってください。それじゃ…おやすみなさい」
わたしが深くお辞儀をすると、センセがなんとも言えない表情になった
わたしは教室を飛び出すと、一気に下駄箱まで走った
携帯を鞄から出すと、運転手の携帯に電話した
「学校にいるの。迎えに来て」
それだけ言うと、わたしが下駄箱で丸くなって膝をかかえた
センセ…やっぱり好きです
ごめんなさい