わたしの、センセ
なんて、人なの
携帯と同時に家にも電話をしてくるなんて、何を考えているのよ
怖い
わたしはベッドに座ると、枕の下にある携帯を確認する
電話のコールはもうおさまっており、不在着信の表示に切り替わっていた
良かった
携帯のほうも諦めてくれたんだ
わたしはメールを開く
センセから返事がきてる
『じゃ、今度の土曜日。17時に仕事が終わるから、それから少し会おうか?』
少しだけ?
今度の土曜日
わたしは携帯を持ったまま、カレンダーの前に立った
ピンクと青いラインが、土曜日の下に引いてあった
それはパパもママも、家にいないという印だ
海外出張で、二人とも家を開けている日
わたしは携帯に目を落とすと、ボタンを押す
『週末は両親が家に居ません。もっとセンセと一緒に過ごしたいです。朝までは…駄目ですか?』
送信ボタンを押した後に、センセには彼女がいるのをハッと思い出した
わたし、我儘過ぎだ
センセが困るだけ
ううん、もしかしたら…彼女と朝まで過ごすのかもしれないのに
わたしったら、勘違いもいいところだわ
『ごめんなさい。我儘…ですよね。今のメール、忘れてください』
わたしは慌ててセンセに送信する
送信しました、という表示と共に、センセからの返事も届いた
あ……どうしよう
なんて返事が…来てるんだろう
携帯と同時に家にも電話をしてくるなんて、何を考えているのよ
怖い
わたしはベッドに座ると、枕の下にある携帯を確認する
電話のコールはもうおさまっており、不在着信の表示に切り替わっていた
良かった
携帯のほうも諦めてくれたんだ
わたしはメールを開く
センセから返事がきてる
『じゃ、今度の土曜日。17時に仕事が終わるから、それから少し会おうか?』
少しだけ?
今度の土曜日
わたしは携帯を持ったまま、カレンダーの前に立った
ピンクと青いラインが、土曜日の下に引いてあった
それはパパもママも、家にいないという印だ
海外出張で、二人とも家を開けている日
わたしは携帯に目を落とすと、ボタンを押す
『週末は両親が家に居ません。もっとセンセと一緒に過ごしたいです。朝までは…駄目ですか?』
送信ボタンを押した後に、センセには彼女がいるのをハッと思い出した
わたし、我儘過ぎだ
センセが困るだけ
ううん、もしかしたら…彼女と朝まで過ごすのかもしれないのに
わたしったら、勘違いもいいところだわ
『ごめんなさい。我儘…ですよね。今のメール、忘れてください』
わたしは慌ててセンセに送信する
送信しました、という表示と共に、センセからの返事も届いた
あ……どうしよう
なんて返事が…来てるんだろう