空が青いって誰が決めたの?
どうしたんだろ…



戻ってきた唖梨架の姿はとても怒りがこみあげているような顔だった




「…瑞葵、あとで話がある」

「うんわかった」




話をすることもなく
席に戻った唖梨架




奈々も不思議そうに、でも声をかけずただみていた




「唖梨架、どうしたんだろ」




友達として相談にのろう
それがせめて私が出来ること



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