空が青いって誰が決めたの?
私はなんのためにいるのかわらない…




存在する意味はあるの?




「自分のために、瑞葵に近づいてない」




そっと頭を撫でてきた渚の手を振り払った




「…もういやだ、何もかも」



また明日から希望のない日を送り続ける




「ちょっとでもいいから、話せよ…」

「友達に裏切られた。信用……してたのに」




大切な大切な可愛い顔をした明るい理想の友達だったのに



「また裏切られたのか?」

「私は…利用されるために生まれたんだよ」

「なことないだろ!俺、お前のいいところたくさん知ってる」




知ったかぶりはやめてよ




「…何が?もういいから出てって」

「やだ」




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