空が青いって誰が決めたの?
「興味ないとか傷ついたよ
さっき…。」


「ごめん…ほんとに興味なくて…。」


「毎日告白されてる人はちがうよねぇ」


「奈々だって同じだよ」



奈々は私の机に顎をくっつけて、うーうー言ってる



ちょっと沈黙が続いたから
喉が乾いたからミルクティーにストローをさして飲んだ



「瑞葵!もしもその男が問題を解けなかったらどうする?」


「退屈…。それで終わり」

「だろうね」



みんなほぼ同じ答えで
つまらない



前付き合った先輩なんか答えはないっていったんだから
誰も解くことなんかできない


何回聞いても、いい答えが帰ってこないッ…。



わからなくてもいい…
一緒に考えてほしい拒絶せずに…。



きっと私がこんな気持ちでいることさえわかってくれない。
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