空が青いって誰が決めたの?
伸びきった髪を横に結ぶ。




あの頃に戻りたい甘い考えを消すように。




渚の言った通り、誰もいなかった。




奈々に聞いてもらいたかった。




唖梨架と仲良くやっているのだろうか。




不安でいっぱいで何かが思い。




しょっぱい、涙は出ないけど口元が。




なんだか誰も言える人がいなくなって、口が寂しい。




叫ぶスポットがここにはない。




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