空が青いって誰が決めたの?
「じゃあね!また明日」
「バイバイ、奈々」
奈々を見送ったあとある場所に向かう
昨日会った男もくるだろう
質問を聞きに
屋上の扉をあけるとまだ
誰もいなかった
屋上から見たら奈々が見えた呼ぶことは可能だけど
手をふって終わるのなら
とおもい呼ばなかった
数分後帰ろうかなとおもった途端
「待った?ごめん」
悪いけど貴方が来なくても
ここにいたから謝らなくていいのに
でも昼休み、二回目に聞こえた声が同じな気がするけど
気のせいか
「いいよ、全然」
「質問教えてくれよ」
覚えてたんだ…
なぜか少し嬉しかった
「空が青いって誰が決めたの?」
「なにか背負った顔でいうね君…。」
男はフェンスに綺麗な指を置いた
「背負ってなんかない、
で、答えは?」
「君は答え知ってるのか?」
初めての返しに困ってしまう私…。
でも知らないから解いてらおうとしあてるのに
「知らない…。」
「難易度高いな、問う人が答え知らないなんて」
男は髪をくしゃりとする
「もう一度聞く、
空が青いって誰が決めたの?答えて…。」
随分感情入ったかもしれない
「答え?探してやるよ」
「えっ?なんで…。」
「解いてほしいんだろ?
顔がそういってる」
私のほほの位置まで
手を下げ、掴むように触った
「じゃあな、また来るから」
探すなんて嬉しかった…。
だけどきっと君に映る空の色も青色だったから
無理だよ…。
「バイバイ、奈々」
奈々を見送ったあとある場所に向かう
昨日会った男もくるだろう
質問を聞きに
屋上の扉をあけるとまだ
誰もいなかった
屋上から見たら奈々が見えた呼ぶことは可能だけど
手をふって終わるのなら
とおもい呼ばなかった
数分後帰ろうかなとおもった途端
「待った?ごめん」
悪いけど貴方が来なくても
ここにいたから謝らなくていいのに
でも昼休み、二回目に聞こえた声が同じな気がするけど
気のせいか
「いいよ、全然」
「質問教えてくれよ」
覚えてたんだ…
なぜか少し嬉しかった
「空が青いって誰が決めたの?」
「なにか背負った顔でいうね君…。」
男はフェンスに綺麗な指を置いた
「背負ってなんかない、
で、答えは?」
「君は答え知ってるのか?」
初めての返しに困ってしまう私…。
でも知らないから解いてらおうとしあてるのに
「知らない…。」
「難易度高いな、問う人が答え知らないなんて」
男は髪をくしゃりとする
「もう一度聞く、
空が青いって誰が決めたの?答えて…。」
随分感情入ったかもしれない
「答え?探してやるよ」
「えっ?なんで…。」
「解いてほしいんだろ?
顔がそういってる」
私のほほの位置まで
手を下げ、掴むように触った
「じゃあな、また来るから」
探すなんて嬉しかった…。
だけどきっと君に映る空の色も青色だったから
無理だよ…。