空が青いって誰が決めたの?
私は一人で渚がリーダーだと突っ走ってた。




渚なわけないのに。




あのとき、気が動転してて正しい判断ができなかった。




「……渚、きっと答えを出してくれる」

「……うん、でも」

「……うん何?」

「…唖梨架と話した?って聞いたとき少しだけ間をおいた」




渚は少し間をおいてから返答したから不安。




「……でも渚がリーダーとは思えないよ。」

「……でも渚と顔合わせれない」

「放課後屋上行って、素直に謝ればいいの」




頭を撫でて私に微笑む顔はどこか姉のように見えた。




「…くんつけないようにしたんだね」

「…実は薄い親戚なの」




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