空が青いって誰が決めたの?
私にできること…。




私にもできることがある。




「私に相談とか…ないか?」
「そうだな、瑞葵に笑ってほしい」

「それ…相談か?」

「あっ笑った…」




笑った…か。




渚の前でだとか、奈々の前では心から笑える。




「疲弊気味だったし、心配した」

「弱ってない、そんなにも」
「それより…笑う方が世界が違ってみえるだろ?」




……君のお陰だよ。




いつか人は骨になって灰になって、人生が終わる。




たった一度限りの人生を有効に使う方法…。




まずは些細なことでも笑う。



そう渚は言った。




嬉しさ反面…不安。




相談を私にしてくれない。




あると思う……。




「相談…して?私にもできることあるはずだから」



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